午後の風は太陽に追いかけられ、照らされ、慌てて野原に駆け込んだはずみで、小さな花々をさらってしまった。風は散歩中の少女の編み帽子に花々を託すと、お返しに青白い波しぶきの物語を届けることを約束した。
自由の第二章