親族は衰えて寄るべなく、天地は広がりて旅の荷も軽し。彼女は独り、蒼茫の暮色に踏み入る。狡き兔は形を幻となし、なお童き心を残す。命運は背き、ただ不甘を抱く。これより霜雪に雲覆い、小さき髪をふたつ結わん。
ベース
エボ1
彩新済
綺語の月仙
綺夢は訛の語り