渓流の断音が指の間を流れ、苔むした丸石へと変わる。それを低い洞口へと投げれば、グラスヤマアラシが俊敏に飛び出してきて、流れの激しい水を掻くのを待った。彼女はこの無害ないたずらを心から楽しんだ。
ベース
エボ1
彩新済
風撫でる余韻
静まる万声の余韻