誰かの手が蛇の尾をしっかりと抱きしめた。その瞬間、重くのしかかっていた水がふと軽くなり、長くとぐろを巻いていたことでこわばっていた身体は、感覚を取り戻し始める。蛇の尾が軽く持ち上がると、水は自然と道を開けた。だが彼女は不思議に思った――なぜ人間が、たったひとりでここへ来たのだろうか?
ベース
エボ1
エボ2
エボ3
彩新済
涙影は潮に落ちて
再会は涙の中で