巨木は森の霧の向こう、青空へと枝を伸ばし、緑の天蓋が静かにすべてを守っている。少女は鳥のあとを追い、細かな陽光が刺繍のように散らばる芝生へ足を踏み入れた。ふと見上げると、垂れ下がった小さな若葉が、いたずらっぽく鼻先をかすめていった。
ベース
エボ1
彩新済
森奥の翼
青き羽の行方