両手をそっと合わせると、手のひらから紙切れがひらひらと舞い上がった。それと共に、母の腕の中の香り、祖母が作った料理の香り、愛する人の髪の清らかな香りがふわりと漂ってきた。ひとの記憶が万般あるならば、出会う香りもまた万般あるのだ。
ベース
エボ1
エボ2
エボ3
彩新済
夢見る心のひと時
色とりどりの私に