森の端には、茂る蔓草のほかに誰の姿もなかった。大きく広がる鹿の角が門の隙間からそっと現れ、使用人が閉め忘れた木の扉を押し開く。そして幼い主人をこっそりと連れて未知の山野を見に出かけた。
ベース
エボ1
彩新済
金彩の日々・息吹
自由の第二章