風が低く唸り、白龍の視線を崖の間へと導いた。一本の枯れ枝に、木こりの童が宙吊りになっており、荒々しい風が容赦なく服の袂を引き裂いた。枝先から聞こえる「ギギー」というきしむ音一つひとつが、それをひどく焦らせた。
ベース
エボ1
エボ2
エボ3
彩新済
龍は雲墨に帰す・春澗
千の雲墨、千の共縁