訛兔は訥々として、花言巧語はついに喉につかえた。もとより狡き獣の生まれにして、いかでか人を欺くを咎と認めん。ましてや、落子は悔いなく、覆水はもはや収め難し。言葉甘く、あまざけのごとしは、これ天性なり。天性はもとより奪い難し。されど、思いを重ねた末に、なお恥じらいあり。恥じらいありといえども、また言い難し。
ベース
エボ1
彩新済
綺語の月仙・離陸
綺夢は訛の語り