刈り入れ前の麦畑が、さあ家に帰ろうと耳元で聞き慣れた歌を歌った。けれど彼女は、自分で作った麦畑の巣の中に、いつまでも横たわっていた。どんなに豊かな麦の香りも、心に積もった戸惑いを追い払うことはできなかったからだ。
ベース
エボ1
彩新済
昨日を行きし穂風・遥歌
風花のソナタ