彼女は薬を調合し、五臓六腑の盛衰や、血脈や栄衛の通塞を論じる。ふと目を上げると、幼子が筆を執り、明月の輝きを借りて一つひとつ書き留めている。その瞳には、すでに草や石、虫や獣の形が映っていた。
ベース
エボ1
彩新済
一念の芳香・映月
共縁の筆、万念生ず