巨獣は夕陽の溶けた金をまとい、その重い足取りは深い鼓動となり、光る毛皮がそれに合わせて揺れる。大地の心臓の鼓動に応え、時には頭を上げて鋭く吠え、またある時には頭を垂れる。温かい鼻息でつむじ風を巻き起こすと、梢の果実がポロポロとこぼれ落ちた。
ベース
エボ1
彩新済
青枝に綴る詩・熾躍
一葉は常青の詩