気づいただろうか。あなたを縛っていた執念が突然風化し、消えたことに。枷を下ろしても、不安でたまらない。彼女に聞きたい、遠くへと旅した羽は、巣へ帰る風を覚えているのだろうか。そんなささやかな問いすら、遠ざかる彼女の足音の軽やかさには及ばないのではないかと恐れている。
ベース
エボ1
彩新済
時の誓約・寓話
誓約が終わる刻