少女は焦土に力なく膝をつく。暗い灰の色に染まったスカートの裾は、瀕死の翼のよう。いくら両手を握りしめても、昨夜までの日々はもう掴めない。刹那、彼女の下に広がる森の遺灰が、光を放った。
ベース
エボ1
彩新済
森奥の翼・残火
青き羽の行方