誰かの揺らめく視界の片隅に見えた光景。彼女が再び舞台へ戻り、歌いきれなかった終幕を歌い始めた。いずれ……灼けるような血の色がスカートの裾を這い上がり、烈火の轟きが彼女の高らかな歌声をかき消し、その声帯が炎と煙やほこりに呑み込まれる、その時まで。
ベース
エボ1
エボ2
エボ3
彩新済
アリオーソの旧夢・最後のバラ
終幕なき果てに沈む夢