それは朝日に口づけられて霧となった。巨木のいただきをかすめ、山風に運ばれた。そして今、眠りの森の上空に浮かんでいる。花畑が、真白い記憶を新たな芽に織り込む様を見守っているのだ。
ベース
彩新済
空舞う花火の序曲