聞いてごらん。未熟な雛のさえずりが、いかにしてひと声、またひと声と黎明を葬っていくかを。そうして永遠の静寂は去る。虚無が悲しげに彷徨うことはなくなり、生命の細い嘴がここに光の道を穿つのだ。
ベース
彩新済
静まる万声の余韻