忽ち門扉、がたがたと響くを聞く。夢に見し故人、叩き来たるかと疑う。ぼんやりと頭を挙ぐれば、ただ見る、故人、門を推して入り来たり、一身にまといし花びら、さらさらと落つるを。いまだ問わず、何ぞ辞せずして別れしや、と。すでに裾を提げて、飛び去り奔り、慌ただしく髪飾りを落とし、横たわりしをも顧みず。
ベース
エボ1
彩新済
綺語の月仙・離陸
綺夢は訛の語り