山へ薬草を採りに行く折、彼女は、森は深く露がかり、その白露が幼い蝶の羽を濡らしているのを見かけた。薄羽が震えるのを見て、ふと胸に不思議な気持ちが芽生える。そして彼女は、そっと指先で水滴を払ってやった。
ベース
エボ1
彩新済
一念の芳香・初陽
共縁の筆、万念生ず