微風は款々として、往昔の旧歳を漫ろに巻き返し、かつて未だ尽きざりし念は、稚芽の土を破るがごとく萌え出でて、葱蘢として葳蕤たり。少女もはや『灯経』に載る規式に拘らず、かえって心より意を造り、竹木、絹の間に新しき形を探り、輝きは流転し、生々として息むことなし。
ベース
エボ1
彩新済
千焔燃ゆ花明り・夢燃
花灯語りの暖夜