霧の中で、チリンという音が響いた。まるでそよ風が銀の鈴を揺らすかのようであり、また鉄のつるはしが水晶を砕くかのようでもあった。その音色はかくも純粋で、逃げ惑う人々の焦る心をなだめた。
ベース
エボ1
彩新済
林霧の語りもの・余温
霧より来たる呼声