天が私の祈りを聞き届けてくれたのだろう。不意に吹いた風が絹のハンカチをめくると、姉が旅立つ前に残していった一粒の「想いの種」が顔を出した。長年大切にしてきたそれを両手で包み、小さな願いを窓辺に植えた。
ベース
エボ1
エボ2
エボ3
彩新済
雨落ちて、花ひらく・別れ
風花のソナタ