彼女は2枚目の鱗を使って、崩れかけた木の小屋を支えた。幸いにも、男の子は倒れた梁の下敷きにはならなかった。その機転が、幸運の女神さえも味方につけたのだ。――しかし、命拾いしたことに喜びはなかった。男の子は振り返り、兄の名を叫びながら泣き崩れた。
ベース
エボ1
エボ2
エボ3
彩新済
涙影は潮に落ちて・落鱗
再会は涙の中で