深い霧の中、彼女がどうやって現れたのか、誰にもわからなかった。もしかしたら彼女は霧の思いそのもので、どのような姿にでもなれるのかもしれない。冒険者が振り返った瞬間、目に映ったのは、この世のものとは思えない美しき姿だった。けれど瞬きの間に、その幻のような影は静かに消えてしまった。
ベース
エボ1
彩新済
林霧の語りもの
霧より来たる呼声