嘆かわしいことに、一世の芳華も、これにて散りゆく。流水は清らかに流れ、花は乱れ落ちる。ただ残るは、花びらの残紅とかすかな余香のみ。それらは浮き沈みしながら漂い、寄る辺なく彷徨う。ふと雲の彼方より、清らかな鳴き声と共に、一羽の鳥がひらりと舞い降りて来た。はっと振り返れば、それはなんと旧知の存在であった。
ベース
エボ1
彩新済
蓮心の済度・帰処
千の雲墨、千の共縁