香包には彩糸が長く結ばれ、こめかみには絨花のかんざしが香しく挿さる。金糸の山柳に結ぶは共縁の糸。良縁はたちまち結ばれゆく。共縁節は順調に進み、女は無意識に人波を見渡せど、華婆の姿は見えず、胸のうちに、ひそかなる不安がふたたび湧き上がる。
ベース
エボ1
エボ2
エボ3
彩新済
龍は雲墨に帰す・紅綾
千の雲墨、千の共縁